E－LIST：テレビを無料で処分する方法

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　昔のテレビ処分について

テレビを粗大ゴミで無料で捨てれた時代

家電リサイクル法が施行される以前、ブラウン管テレビは粗大ゴミとして、無料で処分できました。
それと同時に1980年代には、わずかな数の回収業者？（スピーカ回収ではなく、粗大ゴミを拾いに行く：拾い屋）が、廃棄されたテレビやその他の家電製品を拾い、貿易会社（買取問屋）に持ち込んで販売していました。
当時は例えば21型のテレビだと、故障を問わず1台3000円以上で売れる物もあった。
『もっともっと以前は、粗大ゴミで捨てられたビデオデッキが1台1万円程度で売れる時代があった』・・・（大阪府1970年代の回収屋）
情報・ルートを持つ者には黄金期、各地の粗大ゴミの日をスケジュールし、計画を立ててシェア争い・縄張り争いがあったほどでした。

徐々に形態が変化し家電リサイクル法施行の数年前1990年代後半には、軽トラックでスピーカを鳴らして行う「廃家電の無料回収」が頻繁に見られるようになりました。
古紙回収業者や運送業者、個人の集団など集団で回収を行う、回収スタッフを新聞や雑誌で募集し、廃家電回収という形態・知名度が広がりました。
まだこの頃は、粗大ゴミでテレビを無料で処分できる時代でしたので、トラックで回収する業者も無料回収を行っていました。
貿易相場も高く、無料回収で売るだけで十分な収入を得られた時代です。

家電リサイクル法が施行され、一般・法人問わずテレビを粗大ゴミで捨てれなくなりました。
この頃の貿易買取相場で21型中古テレビの貿易業者への売値が1000円～1500円程度、世間が無料で処分できなくなった時期に「無料回収」と言うことで、いくらでも集まります。
ほとんどの業者が無料回収を行っていましたが、少しづつ有料回収業者も増えて来ました。
『リサイクルで一般の人がテレビを処分するのに3000円かかるなら、2000円くらいもらって回収しても集まる』・・・（当時25歳の元回収員）
無言で集めても集めれる無料回収から、お客さんと会話し、納得してもらって料金を頂く方法で、多額の収益をあげる業者もいました。
能力の高い人なら非常に儲かるので、独立⇒回収員を雇って増やす⇒またその中から独立・・・・を繰り返し、回収員の数は10年前より比較にならないほど増えました。
そこから現在に至るまで、貿易業者もどんどん増え、日本からアジア途上国への中古テレビの輸出量が増え、買取相場も徐々に下がって行き2010年には14型～21型の貿易業者の買取価格が100円～500円程度となりました。
現在では買取問屋でも中古テレビは0円（買い取らない）所がほとんどで、売れてもタバコ代にもならない程度となりました。

その他の電化製品は未だに貿易商品として販売出来る物も多く、また輸出できない電化製品でも家電雑品としてスクラップ販売できる物がほとんどですので、無料で引き取ってくれる業者もいますが、テレビはほとんどの業者が（特にトラックで回収している業者は）いなくなりました。
買い取ってもらえないので、無料では回収しない・・・という状態です。

　未だテレビを無料で処分できる

テレビを無料で処分する方法

2013年現在、私の知る限りではテレビを無料で処分できる方法（回収してもらう）はかなり限られています。
①「無料回収所」に自分で持ち込む。
量を扱う無料回収所では、彼らは安くても回収したテレビを多量売ることができるので無料で引き取ってくれる所もまだあります。
※テレビ単品でもOKですが、大型テレビや古すぎる物は難しいので全てのテレビが無料ではありません。
例えばこういった所です。（参考：大阪）

②回収業者についでに無料で引き取ってもらう。
銅の相場が高いので廃エアコンや給湯器など（壊れていても）を彼らに回収させてあげる時に、テレビをサービスで引き取ってもらうように交渉すれば、テレビを無料で引き取ってくれる場合があります。
エアコンは　『重量（Kg）×キロ単価　＝　結構な額』　で売れるので、「それをもらえるなら・・・」とサービスしてくれる事があります
。パソコンやギター、ゲーム機なども台数がある程度あれば、同様に回収業者は利益を確保できるので、サービスしてくれる事も多いようです。

※テレビのみ・・を自宅に取りに来てくれて、しかも無料で！という業者は今はほとんどゼロに近いです。
　無料で処分できない場合は、安く・明確・安心の回収サービスがあります。

　不要なテレビを全国どこでも出張回収

リサイクル料無料のテレビ回収

無料で処分できない場合、格安の料金で北海道～鹿児島までどこにでも自宅にテレビを取りに来てくれるサービスがあります。通常、家電量販店や行政にテレビの回収処分を依頼すると、リサイクル料金＋収集運搬費＋消費税　を請求されます。「安く処分したい」「手間をかけたくない」「処分ではなく再利用して欲しい」と言う方にはオススメです。（参考：寄付・再利用のワールドギフト）

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E-LISTで仕様・スペック・画像を調べる！ 2014.12.13　更新

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