アンプの種類：プリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプ、AVアンプ、真空管アンプ

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アンプ（Amplifier）の種類

アンプとは「増幅器」で様々な種類（又は呼び名）があります。

①　『メインアンプ（パワーアンプ）』

プリアンプと共にセパレートアンプを構成する。
日本語では「電力増幅器」といい、（CDやDVDの音など）の小さな入力をスピーカーで聞こえるように増幅する目的で使用されます。
出力レベルの単位→「W（ワット）」※電力（電圧と電流の積）を増幅しているため。

②　『プリアンプ（コントロールアンプ）』

日本語で「前置増幅器」といい、入力レベルを一定の電圧まで増幅する「前処理」を行うアンプのこと。
プリアンプの出力レベル単位が「Vp-p（Vは電圧、p-pはpeak to peak）」なのは"電圧"を増幅しているためです。
主に備えている機能

(1)セレクタ：入力機器の分配機能
(2)トーンコントロール：音質の調整機能
(3)ボリュームコントロール：音量の調整機能
(4)バランスコントロール：左右の音量調整機能
(5)イコライジング：低域を持ち上げる機能
(6)ヘッドアンプ：各入力信号レベルを揃える機能
※(5)(6)はレコードプレーヤー再生のために必要だった機能で、最近では装備して無いものも増えてきました。

③　『プリメインアンプ（インテグレーテッドアンプ）』

プリアンプ＋メインアンプ。つまりプリアンプとメインアンプを一体型にしたアンプで、一般的に左右2ch（ステレオ）の出力を持ち、これ一体でCDなどからの入力をスピーカーで出力することが出来ます。
一般的にプリメインアンプと言えばオーディオ用のアンプをさします。

④　『AVアンプ』

オーディオ・ビジュアルを兼ね備えたオールイン・ワンのアンプです。
AVアンプは一般的ななプリメインアンプの機能に加え、更に下記の機能も搭載しています。

(1)セレクタ：映像機器の分配機能
(2)DSP：デジタル信号処理機能
(3)D/A、A/Dコンバーター
プリメインアンプが2ch（ステレオ）出力なのに対して、5.1chサラウンド対応のAVアンプなら、プラス4個のスピーカー（センター、サラウンド左右、ウーハー）に対応したプリメインアンプを内臓しています。

★　ついでに『真空管アンプ』とは

文字通り真空管を使用して増幅回路（アンプ）を組んだアンプの事です。

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E-LISTで仕様・スペック・画像を調べる！ 2014.12.13　更新

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